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ユーモアと希望をもって

NOBORDERのみなさんへ

残念ながら、日本の対応は、約5週間、ぎりぎりで3週間遅れでした。

2か月前の2月半ばにお伝えした通り、4月の第2週から最初のピークが来るという指数関数的な予測通りの結果になってしまいました。しかも、このままではピークの高さは他国のそれよりもひどいものになるとも予測されます。重ね重ね残念です。

NOBORDERは2月中旬から、『ニューズ・オプエド』や弊社の連絡網をつかって、JHUやCDC、あるいはNIH、WHOや渋谷健司NB代表の情報をみなさんに伝えてきました。

さらに、その前の1月下旬には、上杉隆の個人的知己の中国政府要人から中国の内部情報、さらに米軍の機密情報を伝えてきましたね。

当時は、「極端」「大げさ」「危険を煽る」「デマ」と罵倒され、政党幹事長として国会に直接訴えても相手にされませんでした。これがわずか9週間前の出来事です。

残念ながら、現在、打てる手は少なくなっています(ただし皆無ではない)。なにより、みなさん、最後は自分です。それぞれがご自身の判断で行動して、身を守ってください。

来週半ばからは、原則、ゲストはリモート出演(自宅からなど)、アシスタントも自宅からの中継か、お休みとなる方向です。あくまで原則ですが、毎日放送後の会議での状況をみて、随時連絡します。

今後は、今週で3週目に入った「オプエド週末特番/海外中継」のような形が通常放送となる方向です。今週トライアルを終え、切り替え作業がスムーズにいけば、週明け以降はZOOM等を使っての放送となります。

コロナウィルスの終息までは最短で18か月程度。長期戦を睨んで準備してきたNOBORDERですが、その社会的使命はこれまで通り「日本に真に必要なコロナウィルス情報と対策の提供」だと確認させてください。

私たちはいま未曽有の危機に直面しています。会社や番組のみならず、社会全体、いやこの人類全体の危機を乗り切るために、厳しい判断のなか、ユーモアと冷静さを失わずに、一日でも長く放送を続けていくことを目指していきます。それが、公益のため、日本のためにNOBORDERが求められているものだと考えています。

ひとついえることは、未知のウィルスとの闘いに絶対的な対策はないが、ゆえに絶望する必要もないということです。なぜなら、必ずや「勝利の日」が訪れるということは、わたしたち人類の長い歴史と先人たちの努力が証明しているからです。

「勝利の日」が、いつになるかはわかりません。ただ、日本の政府やマスコミが言ってきたような、来週や来月などの近い将来ではなく、数か月、数年先になるとみるのが合理的です。

いまや地球上の誰もが、突然人生を終える可能性がでてきました。確かにそれは、平和な日常でも変わりはありませんが、コロナウィルスの出現によりその可能性が格段に高まっているのも事実です。

私自身、きょう一日が人生最後の日にあるかもしれないと考えて、一日一日を生きています。みなさんも、希望を捨てず、NOBORDER、あるいは海外の確かな情報を通じて現実を知ることで、最悪に備えての準備をして、最善の未来を夢見て楽しい日々をお過ごしください。

2020年4月4日

㈱NOBORDER社主

上杉隆


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